「ここが自分の居場所だ」と思えるかどうか。違いを認め合う組織の作り方

「ここが自分の居場所だ」と思えるかどうか。違いを認め合う組織の作り方

組織には、自分とは違う考えや視点を持つ人がいます。
一人で働いていたら、出会わなかった考え方に触れる機会が増えます。

これは、組織にいることの大きな価値の一つです。

ただ、この「違い」にどう向き合うかによって、
組織の空気は大きく変わっていきます。


違いに、戸惑うことから始まる

自分とは違う考え方を持つ人と一緒に仕事をすると、
最初は戸惑うことがあります。

「なぜそういう判断をするのか」
「自分とは全然違う進め方だ」

この違いを、すぐに受け入れられる人は多くありません。

戸惑いそのものは、自然な反応です。
問題は、その戸惑いをどう扱うかにあります。


違いを「間違い」として扱ってしまうと

自分とは違う考え方を、
「間違っている」と決めつけてしまうことがあります。

「自分のやり方が正しい」という前提で相手を見ると、
違いは対立に変わっていきます。

対立が続くと、お互いに言いたいことを
言えなくなっていきます。

本音を出さなくなったメンバーは、
だんだんと組織から気持ちが離れていきます。

「ここにいてもわかってもらえない」
そう感じたとき、その場所は自分の居場所ではなくなります。


違いを「理解しようとする」ことから始める

違いを認めるための最初の一歩は、
理解しようとすることです。

「なぜこの人はそう考えるのだろう」
この問いを持つだけで、向き合い方が変わります。

すぐに理解できなくても構いません。
理解しようとする姿勢自体が、相手に伝わります。

「この人は、自分のことをわかろうとしてくれている」
この感覚が、関係性の土台になります。


「認める」とは、同意することではない

違いを認めることは、
相手の考えに同意することとは違います。

「自分はそうは思わないけれど、
あなたはそう考えるんですね」

この受け止め方が、認めるということです。

同意しなくても、存在を否定しないことはできます。
この区別ができると、意見の違いがあっても、関係性は壊れません。


「ここが自分の居場所だ」と思えるとき

違いを理解し、認め合える組織では、
メンバーが安心して本音を言えるようになります。

自分の考えを言っても、否定されない。
自分と違う考えの人がいても、それを受け入れられる。

この空気がある組織で、メンバーは
「ここにいてもいいんだ」という感覚を持てるようになります。

居場所だと思えると、メンバーは長く
その組織にいたいと感じます。

長くいたいと感じるから、
組織への貢献意識も自然と高まっていきます。


まとめ

組織に自分以外の人がいれば、
自分とは違う考えや視点に触れる機会が増えます。

それを間違いとして扱ってしまうと、対立が生まれます。

理解しようとし、認めること。
そして、そこが自分の居場所だと思えること。

これが、組織を強くしていきます。


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