メンバーのやらされ感をなくし、自発的に動く組織に変えるために必要なこと
メンバーが自発的に動かない原因を、
性格や意欲のせいにしていませんか。
ほとんどの場合、原因は環境にあります。
「なぜこれをやるのか」が伝わっていない、
意見を言っても聞いてもらえない、
うまくいっても誰も気づいてくれない。
こうした環境が積み重なったとき、
メンバーは「言われたことだけやっておけばいい」
という気持ちになっていきます。
これは手を抜いているのではありません。
自分から動く理由が見えなくなっているだけです。
「なぜやるのか」を伝えることから始める
やらされ感をなくすための最初の一歩は、
「なぜやるのか」を丁寧に伝えることです。
「この仕事は、お客様のこういう課題を解決するためにある」
「このプロセスを改善すると、チーム全体がこう楽になる」
目の前の作業が誰かの役に立っていることが見えたとき、
メンバーの仕事への向き合い方が変わります。
ただ伝えるだけでなく、「あなたはどう思う?」と
意見を聞くことも大切です。
自分の意見が聞いてもらえる経験が、
「この組織では自分の声が届く」という感覚を生みます。
この感覚が生まれると、
メンバーは少しずつ自分から発言するようになります。
発言が増えると、アイデアが出てきます。
アイデアが出てくると、自分ごととして動き始めます。
小さな成功体験を、言葉にして伝える
もう一つ大切なのは、
うまくいったことを言葉にして伝えることです。
「あの対応、よかったよ」
「先週の提案、お客様に刺さっていたね」
こうした一言が、メンバーの自信を育てます。
やらされ感は、自信のなさから来ていることもあります。
自信がないと、失敗を恐れて
自分から動けなくなっていきます。
逆に自信が育つと「もっとこうしてみよう」という
気持ちが生まれ、メンバーは少しずつ自分から動き始めます。
小さな成功体験の積み重ねが、
やらされ感を自発性に変えていきます。
やらされ感が生まれる本当の原因を、外から見る
経営者やマネージャーが一生懸命伝えているのに、
やらされ感がなくならない。
そういうときは、
内側からでは見えていない原因がある可能性があります。
「なぜやるのか」を伝えているつもりなのに、
メンバーには届いていない。
意見を聞いているつもりなのに、
メンバーは「どうせ変わらない」と感じている。
こうしたズレは、内側にいると気づきにくいものです。
外部の人間がメンバーと1on1で話すことで、
経営者やマネージャーには見えていなかった
本音が出てくることがあります。
「本当はこうしたかった」
「こう伝えてもらえたら動きやすかった」
この声が、やらされ感の本当の原因を
教えてくれます。
自発的に動く組織は、一日では作れない
やらされ感をなくして自発的に動く組織に変えるのは、
一日では難しいです。
「なぜやるのか」を伝え続けて、意見を聞き続けて、
成長を言葉にして伝え続ける。
この積み重ねの中で、メンバーは少しずつ変わっていきます。
でも、日々の業務に追われていると、
この関わりを続けることは簡単ではありません。
やらされ感の原因がどこにあるのかわからない、
何から手をつければいいかわからない。
そういうときは、一度外部に相談してみてください。
メンバーの本音を引き出しながら、
自発的に動く組織に変えるための
伴走をすることができます。
営業組織の課題でお悩みの方は、株式会社CsMの無料相談をご活用ください。
