採用難の時代だからこそ「今いるメンバー」のポテンシャルを最大化する経営戦略

採用難の時代だからこそ「今いるメンバー」のポテンシャルを最大化する経営戦略

人が足りないとき、まず採用を考えるのは自然な発想です。
でも今の時代、この発想だけではうまくいかないことが増えています。

採用市場は年々厳しくなっています。求人を出しても応募が来ない、
やっと採用できても育成に時間がかかる、
育てたと思ったら辞めてしまう。

採用に時間とコストをかけても、
解決しないことが多くあります。


採用に頼りすぎることの落とし穴

採用がうまくいかない前提で考えると、
「人が足りない」という問題を解決する方法は、
採用だけではありません。

今いるメンバーの力を今より引き出せれば、
新しい人を採るのと同じくらいの効果が
生まれることがあります。

ただ、今いるメンバーに目を向ける前に、
新しい人を採ることに意識が向いてしまう組織は
少なくありません。

「今のメンバーはもう精一杯やっている」
「これ以上は無理だろう」

こう思い込んでいることが、
実はもったいないということがたくさんあります。


「今いるメンバー」に、まだ伸びる余地がある

支援に入ってメンバー一人ひとりと話していくと、
こんな発見がよくあります。

数字に出ていない強みを持っているメンバーがいる。
本人も気づいていない得意なことがあるメンバーがいる。
今の役割が、そのメンバーの強みと
噛み合っていないだけということもあります。

これらは、1on1でじっくり話してみないと
見えてこないことです。日々の業務の中だけでは、
こうした可能性は見えにくいものです。


ポテンシャルを最大化するために必要なこと

強みを、丁寧に見つける

「この人はこれが苦手」ではなく、
「この人はこれが得意」という視点で
メンバーを見ていきます。

得意なことは、本人にとっても当たり前すぎて、
気づいていないことがよくあります。

外から見て「それ、得意だよね」と
言葉にしてあげることから始めてみてください。

役割を、強みに合わせて調整する

強みが見えてきたら、その強みが活きる役割に
少しずつ調整していきます。

全部を一気に変える必要はありません。
今の役割の中に、強みを活かせる場面を
増やしていくだけでも、変化が生まれます。

成長を、言葉にして伝える

メンバーの変化や成長を、
具体的な言葉で伝えていきます。

「前よりこの部分が良くなっている」

この一言が、メンバーの自信を育てていきます。
自信が育つと、さらに力を発揮できるようになります。


なぜ「今いるメンバー」の方が、現実的なのか

採用には、時間もコストもかかります。
採用してからも、育成にさらに時間がかかります。

今いるメンバーは、すでに会社のことを知っています。
すでに顧客のことも知っています。

そのメンバーの強みを引き出す方が、
採用してから育てるより、
ずっと早く成果につながります。

採用が難しい時代だからこそ、
今いるメンバーに目を向けることが、
むしろ現実的な経営戦略になります。


まとめ

採用が難しい時代だからこそ、
「人が足りない」という問題を
採用だけで解決しようとしないことが大切です。

今いるメンバーには、まだ見えていない強みがあります。

その強みを丁寧に見つけて、役割を調整して、
成長を言葉にして伝える。

この積み重ねが、今いるメンバーのポテンシャルを
最大化していきます。


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