社内では言えない本音を引き出す「外部1on1」とは?第三者が介在する圧倒的メリット
「外部の人と話したら、
こんなことまで話してしまいました」
支援に入って1on1を重ねると、
こうした言葉をメンバーからよく聞きます。
社内の上司には言えなかったこと。
マネージャーには伝えられなかった感情。
経営者には見せられなかった本音。
これらが、外部の第三者との1on1では
自然と出てきます。
なぜ外部には話せるのか。
その本音が出てくることで、
組織にどんな変化が生まれるのか。
本記事では「外部1on1」が持つ力と、
第三者が介在することの意味をお伝えします。
外部1on1で最初に出てくるのは、マイナスの感情
外部の第三者が入って1on1を始めると、
最初に出てくるのはマイナスの感情であることが多いです。
上司やマネージャーへの不満。
「もっとこうしてほしい」という期待が
届いていないもどかしさ。
仕事が忙しい、しんどい、疲れているという
本音の感情。
これらは社内では言いにくいことです。
「言ったら評価が下がるかもしれない」
「上司との関係が悪くなるかもしれない」
「弱音を吐いたら情けないと思われるかもしれない」
こうした不安から、
社内では「大丈夫です」と言い続けていたことが、
外部の第三者には自然と出てきます。
このマイナスの感情が出てくること自体が、
大切なプロセスです。
溜まっていたものが言葉になることで、
メンバー自身も「自分はこう感じていたんだ」と
気づくことがあります。
そしてその感情の奥に、
組織の本当の課題が見えてきます。
なぜ外部には話せるのか
評価に関係しないから本音が出やすい
社内の上司や経営者との1on1では、
「これを言ったら評価に影響するかもしれない」
という不安が常にあります。
外部の第三者には、
その不安がありません。
評価に関係しない。
給与に影響しない。
昇進に響かない。
この安心感が、
メンバーの口を開かせます。
「本当はずっとこう思っていたんですが、
言えなくて」
こうした言葉が出てくるとき、
その組織の本当の課題が見えてきます。
第三者だから話しやすい空気がある
社内の人間には、
どうしても「立場」や「関係性」が伴います。
外部の第三者には、
その立場も関係性もありません。
初めて会う人だからこそ、
「この人には話しても大丈夫」という
フラットな感覚で話せることがあります。
また外部の人間は、
社内の力学や人間関係に縛られていないため、
メンバーの話を純粋に聞くことができます。
この「フラットに聞いてもらえる」という感覚が、
本音を引き出します。
外部1on1が組織にもたらすもの
経営者が知れなかった現場の状態が見える
外部1on1で出てきた本音を、
経営者やマネージャーにフィードバックすることで、
「現場はこういう状態だったのか」という
気づきが生まれます。
「あのメンバーがそんなことを思っていたとは」
「そういう不満があったのか」
経営者が知れなかったことが見えてくることで、
対処が早くなります。
小さな問題のうちに手を打てるようになります。
メンバーが「見てもらえている」と感じる
外部の第三者が定期的に1on1に入ることで、
メンバーは「自分のことを気にかけてもらえている」
という感覚を持ちます。
この感覚が、
組織への帰属意識を高めます。
「ここにいていいんだ」という安心感が、
定着率の改善につながることがあります。
マネージャーへのフィードバックが具体的になる
外部1on1では、
マネージャーへのフィードバックも行います。
「メンバーはこういうことを感じています」
「この部分の関わり方を変えると、
メンバーの動きが変わるかもしれません」
社内では言いにくいことを、
外部が伝えることで、
マネージャー自身が気づけなかった課題が
見えてくることがあります。
外部1on1はいつ入れるべきか
「何か問題が起きてから」ではなく、
「何かが違う気がする」という
違和感の段階で入れることが最も効果的です。
問題が顕在化してからでは、
解決に時間とコストがかかります。
「なんとなくメンバーの顔が暗い気がする」
「最近、チームの空気が重い気がする」
「離職が続いていて、原因がわからない」
こうした違和感を感じたとき、
外部1on1を検討するタイミングです。
まとめ
社内では言えない本音が、
外部の第三者との1on1では出てきます。
評価に関係しないから話せる。
第三者だから話しやすい。
最初に出てくるのはマイナスの感情かもしれません。
でもその感情が言葉になることで、
組織の本当の課題が見えてきます。
「何かが違う気がする」という違和感を感じたとき、
一度外部の視点を取り入れてみてください。
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