マネジメントは「教わるもの」なのに、教わる機会がないまま任されている

マネジメントは「教わるもの」なのに、教わる機会がないまま任されている

2つ、質問させてください。

御社のマネージャーは、
マネジメントを誰から教わりましたか。

そのマネージャーは今、
次のマネージャーに
何を教えられますか。

この2つに
すぐ答えられる経営者は、
ほとんどいません。


1つ目の質問:「誰から教わったか」

ほとんどの場合、
答えは「特に誰からも」です。

営業のやり方は、
教えようとする会社があります。
商品知識、トーク、商談の進め方。

でもマネジメントについては、
教える発想自体がないことが
ほとんどです。

プレイヤーとして数字を出していたら、
ある日「来月からマネージャーね」と言われる。

それまでマネジメントを
学んだことは一度もない。

現場で経験を積みながら、
自分なりのやり方を
見つけていくしかありません。


2つ目の質問:「次に何を教えられるか」

ここが、
最も大事な質問です。

教わったことがない人は、
教えることができません。

今マネージャーをしている人が、
将来また誰かをマネージャーに
育てるとき、
自分自身が
誰からも教わっていなければ、
何を伝えればいいのか
わからなくなります。

この連鎖が、
組織の中で
何世代も
繰り返されていきます。

これは経営者にも、
そのまま当てはまることです。

自分自身、
マネジメントを
誰かから教わった経験がないまま、
今の立場にいる方も
いるはずです。


なぜ、この構造に気づきにくいのか

この問題が
見過ごされやすいのは、
「マネジメントは
経験が解決する」という
思い込みがあるからです。

経験を積めば、
いつか自然と
うまくなるはずだという発想です。

でも経験だけでは、
気づけないことがあります。

良くないやり方を、
本人が気づかないまま
何年も繰り返してしまう。

気づく機会がなければ、
ずっとそのまま続きます。


この構造を、どう変えるか

社内に
教えてくれる人がいないなら、
外部から
新しい視点を持ち込むという
選択肢があります。

これは
「社内に教える力がない」という
否定的な話ではありません。

何世代も続いてきた構造を、
内部だけで変えるのは
簡単ではないという、
組織であれば
どこでも起こりうる話です。

マネージャー自身が
1on1で振り返りを受ける経験を持つことで、
今度は自分が
メンバーにそれをできるようになる。

外部の視点が、
この連鎖を切るきっかけになることがあります。


まとめ

御社のマネージャーは、
マネジメントを誰から教わりましたか。

そのマネージャーは今、
次のマネージャーに
何を教えられますか。

この2つの問いに、
すぐに答えられないとしたら、
それは
組織の構造の問題です。

個人の能力や努力の問題ではありません。


営業組織の課題でお悩みの方は、株式会社CsMの無料相談をご活用ください。

上部へスクロール

このコラムが気になった方へ