「今年こそ目標達成」という掛け声だけで終わらせない。組織の習慣を変える仕組み
毎月の会議で、同じことが繰り返されていませんか。
数字の報告がひと通り終わって、
「来月は頑張ろう」で締められる。
達成できなかった理由は
「市場が厳しくて」
「タイミングが悪くて」
という個人の感覚だけ。
何が悪かったのか、
どこを変えればいいのか、
次に何をするのかは決まらないまま、
また次の会議を迎える。
これでは何も変わりません。
「今年こそ目標達成」という言葉は、
毎年同じように出てきます。
でも会議のやり方が変わらない限り、
結果も変わりません。
本記事では、掛け声だけで終わらない
目標達成の仕組みをお伝えします。
なぜ「頑張ろう」だけで終わる組織は変わらないのか
支援に入って最初に会議に同席すると、
驚くことがあります。
数字の報告はある。
でも分析がない。
「先月は〇件でした」という報告はある。
でも「なぜその数字になったのか」を
掘り下げる会話がない。
「今月は頑張ります」という言葉はある。
でも「何を、どう変えるのか」という
具体的なアクションが決まらないまま終わる。
この会議を毎月繰り返している組織は、
毎月同じ反省をします。
毎年同じ目標を掲げて、
毎年同じように達成できません。
問題は、頑張りが足りないことではありません。
振り返って、改善して、また動くという
サイクルが回っていないことです。
目標を達成できる組織が「やっていること」
目標を達成できる組織に変わったとき、
会議の中身が根本から変わっていました。
数字を「見える化」して、事実で話す
「なんとなく厳しい気がする」ではなく、
「どのフェーズで、どれだけ落ちているのか」を
数字で把握します。
アポ獲得率、初回商談から提案への転換率、
提案から成約への転換率——
プロセスごとの数字を見ることで、
「どこで詰まっているか」が明確になります。
感覚の話ではなく、
数字と事実をベースに話すことで、
議論が具体的になります。
振り返りをして、改善策をみんなで考える
数字が見えたら、
「なぜそうなったのか」を振り返ります。
ここで大切なのは、
責める場にしないことです。
「なぜできなかったんだ」ではなく、
「何が原因だったと思う?」という問いかけで、
メンバーが自分ごととして考えられる場を作ります。
そして改善策をみんなで考えます。
上から答えを降ろすのではなく、
現場のメンバーが「自分たちで決めた」という
感覚を持てることが大切です。
次のアクションを具体的に決める
振り返りと改善策が出たら、
「誰が、何を、いつまでにやるか」を
必ず決めます。
「頑張ります」で終わらせない。
「来週の水曜日までに、この3件にアプローチする」
という具体的なアクションが決まって、
初めて会議が意味を持ちます。
また振り返って、また改善する
そして次の会議では、
前回決めたアクションの結果を確認します。
「やってみてどうだったか」
「うまくいったこと、うまくいかなかったことは何か」
この振り返りをまた改善につなげる。
このサイクルを繰り返し続けることが、
目標達成できる組織を作ります。
一回やって終わりではありません。
繰り返しやり続けることが大切です。
習慣になるまでやり続ける
最初はうまくいかないこともあります。
振り返りをしようとしても、
慣れていないメンバーは
うまく言葉にできないことがあります。
改善策を考えようとしても、
「どうすればいいかわからない」と
詰まることがあります。
それでいいです。
大切なのは、うまくできなくても
このサイクルをやり続けることです。
繰り返すうちに、
振り返りが上手になります。
改善策が具体的になります。
アクションが確実に実行されるようになります。
この積み重ねが、
「頑張ろうで終わる会議」を
「変化を生み出す会議」に変えていきます。
まとめ
「今年こそ目標達成」という言葉は、
やり方が変わらない限り来年も同じように出てきます。
数字を見える化して事実で話す。
振り返りをして改善策をみんなで考える。
次のアクションを具体的に決める。
また振り返って、また改善する。
このサイクルを感覚ではなく、
数字と事実をベースに繰り返しやり続ける。
シンプルなことですが、
これができている組織とできていない組織では、
1年後に大きな差が生まれます。
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