営業プロセス改善は「見える化」から始まる。失敗しない可視化の具体策

営業プロセス改善は「見える化」から始まる。失敗しない可視化の具体策

商談の進み方、
失注の理由、
うまくいったときの共通点。

これらを見える化することは、
振り返りと改善には
欠かせません。

感覚や記憶だけでは、
何が良くて何が悪かったのか、
正確にはわかりません。

見える化があるからこそ、
振り返りが
具体的になります。

ただ、
見える化を始めようとしても、
うまく進まない組織が
たくさんあります。

ツールを入れても
誰も入力しない。
シートを作っても
誰も書かない。

これは
見える化そのものが
間違っているわけではなく、
始め方が
うまくいっていないだけです。


見える化が進まないとき、起きていること

見える化が
進まない組織でよくあるのが、
こんな声です。

「これ、何のために
やってるんですか」

「自分たちの仕事が
増えただけに感じます」

「今までよりも
やりづらくなった気がします」

なぜこの記録が必要なのか、
誰にも
伝わっていない。

意図が伝わらなければ、
誰も自分から
やろうとは思いません。

これは
当然のことです。


見える化がうまく進んだ組織が、最初にやったこと

まず、1on1で現場の声を聞く

見える化を始める前に、
今、現場が
何を考えているのか、
何が不安なのか、
何に不満を感じているのかを
聞くことから始めました。

「今、何をするのに
一番時間がかかってる?」
「振り返りたいけど、
できていないことはある?」

こういう問いかけから、
見える化すべき場所が
見えてきます。

「楽になる」「成果が出る」を、先に伝える

見える化することで、
仕事がやりやすくなること。
振り返りができて、
次に活かせること。
成果も出やすくなること。

これらを
やらせる前に、
理解してもらうことから
始めました。

「記録してください」ではなく、
「これを記録しておくと、
こういう場面で楽になる」を
先に伝える。

最初は、本当に必要な項目だけに絞る

最初から
細かい項目を
たくさん作ると、
それ自体が
負担になります。

例えば、
失注した理由だけを
一行記録する。
うまくいった商談の
ポイントだけを
一言メモする。

このくらいの
小さな見える化から
始めると、
続けやすくなります。

慣れてきたら、
少しずつ
項目を増やしていく。


ヒアリングが、見える化の中身を作る

1on1で聞いた
現場の困りごとが、
そのまま
見える化すべき項目に
つながっていきます。

「お客様によく聞かれる質問、
毎回違う答え方をしている気がする」

という声があれば、
よくある質問と
回答例を
まとめていく。

「あの案件、
なぜうまくいかなかったのか
あとから振り返れない」

という声があれば、
失注理由を
記録する項目を作る。

現場の声から
逆算して項目を作ると、
それは
誰かに言われて
やる記録ではなく、
自分たちのために
やる記録になります。


まとめ

見える化は、
振り返りと改善に
絶対に必要なものです。

ただ、
見える化そのものより前に、
やるべきことがあります。

1on1で現場の声を聞いて、
なぜやるのかを共有して、
最初は小さく始める。

この順番を踏むことが、
誰も入力しない見える化を、
みんなが使う見える化に
変えていきます。


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